迷走記録

とりあえず自分を生かしてみようと、なんとなく頑張る話。

自分はこんなふうには

死ねないだろうな、と

親族の通夜・葬式に行きました。

人望のあった人のようです。初老の男性の方です。

多くの人が参列してくださいました。

出棺の時、息子さんが覆いかぶさるように泣いていました。多くの方が「がんばったね」「ゆっくり休んでね」と声を掛けていました。

火葬の炉の前で、お孫さんまで皆さん泣いて炉の前から中々動こうとしませんでした。

骨を拾う時、皆さんがとても無念そうにお骨を眺めていました。

 

自分はこんなふうには死ねないだろうな、と。

そう思いながら見ていました。

私の時は、ごくごく近い身内のみの、小さな小さな葬式が良いな、と思いながら見ていました。